ABM
Account Based Marketing
About ABM
新しい概念のため、定義はまだ決まっていない。基本的には10〜18人ほどの集団で、購入(導入)の意思決定に関わり、その中の役割は「最終意思決定者」「リサーチャー」「インフルエンサー」など。購入する案件や事案によってグループ構成や構成員が変化し、組織というより、もっとファジーな集団が多い。
理想的な顧客プロファイル。製品やサービス、または事業全体にとって非常に親和性の高い理想的な顧客企業のプロファイルを架空で言語化したもので、B2Bマーケティングにおいて企業が狙うべき理想的な顧客像のこと。
LTV(Life Time Value):顧客生涯価値。シェアの概念をそれまでの「エリア内での市場占有率」から、「個人が一生の間にある分野に使うお金を分母にした占有率」に転換した考え方。後年、法人のLTV獲得の戦略としてABM(アカウントベースドマーケティング)にまで強い影響を及ぼしている。
リードジェネレーションプランやコピーライティングなどのコミュニケーションの解像度を上げる目的で、典型的なターゲットの個人像を詳細に描いたもの。性別、年齢はもちろん、趣味や嗜好、職業、年収、既婚か未婚か、乗っている車などのライフスタイルまでを描きだす。
企業の収益成長を最大化するための新しい組織モデル。CRO(最高収益責任者)の元、セールス、マーケティング、カスタマーサクセスの各部門を統合し、一貫した目標とデータを共有する仕組みを構築することで、効率的かつ効果的な運営を実現する。従来、セールスやマーケティングなどの部門は個別に運営され、「サイロ化」による戦略の断片化や、顧客体験の一貫性の欠如が課題とされてきた。RevOpsは、部門横断的な連携を促進し、データやプロセスの統合を通じて、シームレスで統一感のある顧客体験を提供できる点に特長がある。
「営業機会の創出」と訳され、有望見込み客リストを営業部門へ渡す活動全般を指す。下記の4つのプロセスから成っている。
Sirius Decisions(シリウスディシジョンズ)というアドバイザリーファーム(現在はフォレスターに買収され、フォレスターディシジョンズ)が提唱しているフレームワーク。マーケティングでリードを獲得するところから営業でクローズするまでのプロセスを統合して設計されたモデルで、マーケティングオートメーションの設計思想のベースにもなっている。
マーケティング活動によってつくられた案件。マーケティング部門が絞り込んだ有望見込み客、またはそのリストを指す。展示会やオンラインで獲得した見込み客を啓蒙・育成(Lead Nurturing)し、あるスコアで絞り込んだもの。
MQLを営業がフォローし「この案件は私が推進します」と受け入れてくれたもの。(Ignore Rate:SALの反対、無視率)
社内連携。一列に並べる、調整する、などの意味を持つこの言葉は、B2Bマーケティングでは、マーケティング&セールスの連携や整合性を意味する。マーケティング・営業・製品の密接で有機的なつながりを意味する場合もある。
ADR(Account Development Representative):MQLを営業や販売代理店に分配する役割を担う個人
BDR(Business Development Representative):MQLを営業や販売代理店に分配する役割を担う組織
SDR(Sales Development Representative):MQLを営業や販売代理店に分配する役割から販売まで行う組織
自社の「何を」「どのような価値として」マーケティングするのかを定義する、STPの前に行う作業のこと。買い手は、多くの売り手とは全く別の「価値」をその製品に対して見出していると言え、仮に売り手の認識のまま定義した価値を基にSTPを行ったとしても、買い手にはそれが響かず、良い成果には繋がらない。マーケティング戦略の基本は「誰に何をどうやって販売するか」ということを明文化すること。
ICPは「誰に」、DoVは「何を」、マーケティング戦略が「どうやって」のそれぞれの答えになる。
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