ABM
Account Based Marketing
ABM Book
著者 : 庭山一郎
出版 : 日経BP社
刊行 : 2025年2月25日
定価 : 2,700円(税別)
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世界のエンタープライズBtoBは、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)一色です。それは圧倒的な成果を出せるマーケティング戦略だからです。しかし、日本企業はこの戦略を使いこなせるナレッジを持っていません。最も成果を出せる条件が備わっているのに、それを生かすことができないのです。
ABMの導入にはナレッジとプロセスの両方が必要です。そこで本書は「ナレッジ編」とプロセスを解説する「実践編」の2部構成にしました。
本書を最後まで読めば、あなたはABMの正しい知識を持って準備を進められます。何をチェックし、補い、それがどこまで整ったらスタートできるのかが分かっている状態です。
さあ、この本をガイドにABMの旅に出かけましょう。
はじめに
第1部 ナレッジ編
第1章 BtoBの企業はABMに夢中
1-1 ABMで日本を元気に!
1-2 ABMにしかマーケティング予算がつかない
1-3 アップルやブルームバーグの強さの秘密
1-4 ABMが狙うべき重要顧客とは
1-5 ABMは重要顧客から競合を排除する
1-6 ABMの思考は営業とマーケの溝を埋める
1-7 ABMで海外の新市場への参入を支援する
第2章 ABMを正しく理解する
2-1 ABMの定義を改める
2-2 ABMの3つの種類
2-3 ABMは営業生産性を劇的に引き上げる
2-4 本当に大切な顧客にリソースをフォーカスする
2-5 ABMの2つの起源と歴史
2-6 ABMに適さない企業
2-7 ICPというとても大切で新しい言葉
2-8 DoVとICP、そしてABMの関係
2-9 インテントデータが分断する世界
第3章 日本で独自の進化を遂げるABM
3-1 構成要素で見れば未来が見えてくる
3-2 ABMを横糸に面を取る
3-3 日本企業が見落としている圧倒的な人材の量と質
3-4 コト売りはターゲットアカウントだけに成立する
3-5 MQLからバイヤーグループへの進化
3-6 バイヤーグループをサードパーティーインテントに頼らない日本企業
3-7 ADRを確保できるのは世界でも日本企業だけ
3-8 ABMで世界の先頭集団に!
第2部 実践編
第4章 フェーズ1 事前準備
4-1 トップマネジメントチームの理解度
4-2 データマネジメントレベル
4-3 テクノロジー活用レベル
4-4 ICPとDoVの定義
4-5 コンテンツ制作能力
4-6 アカウントセールスとの連携体制
第5章 フェーズ2 戦略立案
5-1 ABMの方針決定
5-2 ターゲットアカウント選定と優先順位
5-3 ソリューションブランドの定義
5-4 カバレッジ分析によるバイヤーグループのチェック
5-5 ABMの3R(評判・関係性・収益)を意識した設計
5-6 アカウントプランのチェック
5-7 ユーザーコミュニティづくり
5-8 数値設計
第6章 フェーズ3 組織編成
6-1 組織編成の注意点
6-2 ABMとデマンドセンター
6-3 ABMに必要なナレッジレベル
6-4 Eシェイプ組織を編成する
6-5 アラインメント
6-6 BtoBマーケティング偏差値
第7章 フェーズ4 実行・評価
7-1 パイロットプラン
7-2 ワークショップ
7-3 パイロットプランの評価
7-4 ABMの本番稼働
7-5 コミュニケーションチャネル
7-6 コンテンツ
7-7 ABMリードジェネレーション
7-8 ABM実施の注意点
おわりに
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